New York/Boston 2日目

今回の旅で少し頭痛の種だったのは、お土産の虎屋の羊羹。家族ぐるみで幼少の頃から付き合いのある家に元旦に招待されたため、母親と相談してこれにと決めたのですが、他に会う方々にも同じものをと羊羹を5本も買ってしまったのです。お店で受け取った時、その重さに、既に少し後悔したのですが、仕方がないです。
スーツケースに羊羹を入れていくことにしたのですが、日本発の便はさておき、北米の国内便で羊羹が無事にセキュリティを通るか心配でした。随分昔に、北米出張での国内便で一度羊羹をスーツケースに入れていたところ、スーツケースを開けられ、包装紙も竹皮も開けられてしまったのです。辛うじて最後の銀紙は大丈夫だったので、訳を言って差し上げましたが、何とも残念なお土産となってしまったので、今回も心配だったのです。
加えて、NYからBostonまでのシャトル便は、預け入れ荷物が有料なので、羊羹の入っている方のスーツケースをNYに置いていけないものかと考えていました。
初日の1泊と後半の3泊のホテルが異なるので、とりあえずダメ元でNYに戻ってから泊まる予定のホテルに電話して聞いてみると、何と大丈夫とのこと。そこで、Bostonで不要な荷物を片方のスーツケースにまとめて、3日後にチェックインする予定のホテルに預けることにしました。
ところが、朝、出かけようとすると、なんとホテルのエレベーターが待てど暮らせど来ません。10分待ったところでフロントに電話してみると3基あるうちの1基が故障したとのこと。今日は寝坊をして出発は10時を回っていたのですが、エレベーターを使う人がこの時間多かったのか、そもそもキャパシティーが足りないのか、上から数回来たのも満員で乗れません。
しばらくすると上階から階段を下りてくる人たちが出てくる始末。でも重いスーツケースを抱えている私たちが10階を超える上層階から階段で降りられるわけもなく。
30分以上たったところで、ホテルの人が来て上行きのボタンも押し、「来たらとにかく乗っていったん上の階に行ってからそのまま降りるように」とアドバイスしてくれました。そこで、一緒に待っていた(その人たちは私たちより前から待っていました)スペイン人の夫婦と、下から上がってきたエレベーターに乗り込み、いったん25階くらいまで行き、1時間以上待ったという中国人の家族が乗り込んできて、各階止まりで(人が居ても満員で乗れないのですが、諦めたのか、人の居ない階も多かったです)やっと地階に降りることができました。