北海道旅行 3日目

曇り


今日は昨日以上の長距離ドライブです。
9時過ぎにホテルを出て、再び道央道旭川方面へ。そこから美瑛の美しい丘の間を縫う一般道へ出ました。既にお昼。
まず寄った四季彩の丘は、中国人のツアー客でごった返していて、何ともゴミゴミした雰囲気。花畑はきれいだけど、間を大勢の観光客を乗せたカートをトラクターが引っぱり回していてあまりゆっくりできないので早々に退散しました。
ちょっと美瑛・富良野地域に不安が出てきつつ、またしばらく丘の間や林の中、車を走らせて、ファームレストラン千代田へ。着いて安心しました。洒落た建物と内装、綺麗に整備されたふれあい牧場。そして美味しい料理。めいちゃんはハンバーグ、私はビーフシチューを頂きましたが、メインもさることながら、めいちゃんはセットになっていたコーンスープ、私はサラダの特に玉ねぎの甘さにビックリでした。

その後、白金青い池へ。白樺の遊歩道を歩いていくと池が見えてきました。

写真でしか見たことがなかったのですが、本当に不思議な幻想的な風景です。水は美しい青で、そこに立ち枯れた木々が静かに立っています。周囲の白樺の真っ白い幹もとてもよくマッチしています。
もともと十勝岳火山泥流を防ぐために人工的に作った堰堤に水が溜まって池となり、その中でカラマツや白樺の木々が枯れてしまったのだそう。そしてこの青色は、湧水の成分と美瑛川の水が混ざることで生み出されているとのこと。周りが真っ白になる冬にもう一度来たいと思いました。

その後、ファーム富田へ。ここはイメージした通りの花畑と施設の広がるスポットでした。

花をドライフラワーや石鹸、香水に加工し、販売をしています。ラベンダーが何といっても有名ですが、時期は終わっていて、温室の中以外は、花の付いていない低く小さな木だけが残っています。ラベンダーが木に咲く花だと初めて知りました。

実は、見た目はとても美しいと思うラベンダーですが、香りはあまり好きな方ではありません。ドライフラワーになった花束を買おうかどうか迷いましたが、持って帰るのが大変なのと、やはりその香りを考えて止めました。代わりにというわけではないのですが、同じファームで製造しているすずらんのオードトアレを購入しました。とっても優しい良い香りです。めいちゃんはラベンダーソフトクリームを食べ、細いガラス管に入ったラベンダーのドライフラワーを買いました。


その後、富良野マルシェで少しお土産を見ましたが、めいちゃんが餃子を買って食べただけで後にし、山道を1時間半ほどくねくねと走り、三笠ICから道央道に乗って札幌に戻ってきました。
車をホテルに戻し、札幌駅の駅ビルの中の居酒屋「北○」で食事。めいちゃんは海鮮丼をぺろりと平らげ、一緒に秋刀魚の刺身に舌鼓を打ち、バターコーンを食べて終了。サラダの玉ねぎはここでも全く辛みが無く、甘かったです。