授業参観

入学して初めての授業参観がありました。
色々ゆっくり見たかったのですが、仕事の関係で午後の5限と6限のみの見学となりました。午前中にいらした保護者が多かったみたいなので、ちょっと残念。是非めいちゃんの仲良しの子たちのお母さんと知り合いになりたいと思っているのです。
さて、5限の途中で到着すると数量の授業中。クラスはリラックスした雰囲気で、一番前の席のめいちゃんは教室の後にそっと入った私をすぐに見つけると、にっこり手を振ってくれました。既に黒板いっぱい多項式が書かれていて、プリントが配られているところでした。個々人でプリントの問題を解き、しばらくして先生に当てられた生徒が1問ずつ黒板に解答し、答え合わせをして終了となりました。
6限目は古典。こちらは先ほどより一層リラックスした賑やかな授業でした。
最初に必ず百人一首から1句取り上げて解説をするようです。今日は「嘆けとて 月やは物を 思はする かこち顔なる わが涙かな」。「誰の句だか覚えてるかな?」と先生が問いかけると、そこここから「ジョージ・クルーニー!」「鈴木さん!」などテキトーな声があがります。その間、めいちゃんは「西行」とずっと言ってたそうですが聞こえず、先生が「西行法師だよね」と言い、声の大きい子たちが「あー、そっちかぁ」「そっか、あいつか」とまたテキトーな答え(^^;。さらに、男子生徒がその句を読み上げるように言われると、めいちゃんの仲良しのAっきーが「○○(男子生徒の名前)一句詠みます!」と叫び、続けて当の男子生徒も「○○、一句詠みます!」と叫んで読み上げ開始。「嘆けとて」と言うと、誰かしらが「ヨッ!」と合いの手を入れ、「月やは物を 思はする」と言えば、また別の生徒が「どうした、どうした?」と掛け声をかけ。。。その間、めいちゃんは楽しそうに笑っています。
百人一首の解説後は、本題の竹取物語の授業でした。竹取物語の特徴を整理し、さらに最初の出だしの数行を古文と現代語訳とを比較しながら、どこが異なるのかを挙げていくという内容。挙げるポイントは、なかなか的確です。そうこうしているうちに、6限目も終了となりました。
めいちゃんから毎日聞かされている通り、とにかく仲の良いクラスで、楽しく授業を受けていることが分かりました。余計な発言は多いものの、先生は慣れた感じで適当にいなしながら授業を進めていくし、生徒たちも授業の流れには従っているので、良いのかもしれませんね。もともと受験経験の中で、学習習慣は付いている生徒たちですし。
いずれにしても、学校の雰囲気がわかって面白かったです。