そうだ京都へ行こう(2日目)

2日目。今日は幸い、昨日よりお天気もよく暖かめです。
めいちゃんの最近のお気に入り、ホテルの朝食ビュッフェで思う存分納豆ご飯と果物を食べ、それから出発。地下鉄東西線嵐電を乗り継いで、まずは広隆寺を訪ねました。ここはもちろん国宝第一号の弥勒菩薩が有名ですが、最近私はその正面に立つ不空羂索観音立像の方がお気に入りで、今回もその姿をゆっくり鑑賞しました。

めいちゃんは「怒っている顔の仏像がかっこよくて良い」と言い、特に十二神将像の昭頭羅(招杜羅)大将の弓を構える姿が気に入ったようです。十二神将だったら、次は奈良の新薬師寺に行かなくちゃね。
桜が咲き、花祭りの催しが行われている境内を通って広隆寺を後にし、また嵐電に乗って今度は北野天満宮へ。ここは、夏に受験の祈願に来たところ。そのお礼参りに来たのです。
おみくじを引いてみると、なんとめいちゃん「凶」。「とぼとぼと歩くやせ細った馬のように運気は低迷しているけれど、信心を忘れなければ徐々に運気が上がるでしょう」とのこと(^^;。ちなみに私も「吉」ではありましたが内容は「凍った湖の底でじっとしている魚のよう」な状態だったけれど、徐々に良くなっていくでしょうと全くもって冴えない感じです。2人で苦笑いしながらおみくじを結んできました。
さて、その後、近くの桜が綺麗だという平野神社へ。ただ、5分咲きくらいの桜にあまりに多い人出でちょっとゲンナリしてしまい、早々に退散。またてくてく歩いて千本釈迦堂へ行きました。ここには、やはり今回初めて観に来た六菩薩があります。2メートルくらいの大きな菩薩が六体並ぶとかなり壮観。でも、決して威圧感はなく、特に如意輪観音聖観音などはゆったりとした姿で、いつまで見ていても飽きない仏様でした。

境内には美しい枝垂桜の大木があり、それもとても素敵でした。
その後、近くで見つけたレストランに入り一休み、、、のつもりが待っても待っても食事が出てこなくて。最初から「少し時間がかかりますが」と言われていたし、若い店員さんが一生懸命やっているので文句もいえず、しかもテラス席が割りと気持ちよかったこともあり、結局1時間以上かけてのランチとなってしまいました。
またバスで三条くらいまで戻るのに、道も混んでいて、結局もうお寺どころかお土産を選ぶ時間もなくなり、新幹線に飛び乗ることに。
とはいえ、今回は新しい仏像との出会いもあり、いい小旅行でした。
今度は、是非奈良へ。大好きな新薬師寺興福寺を訪ねたいものです。