学芸会

めいちゃんたちの小学校は、学芸会が2年に1回。今年は小学校生活最後の学芸会です。
が。。。めいちゃんたちは大変苦労をした上に、今ひとつの満足度で終わってしまったようです。


原因は、台本をすべて生徒が作る劇にしたことと、5年生が今年体験したことをオムニバス形式で見せていく演目だったこと。
1ヶ月ほど前の授業参観の際に披露されたバージョンは、台詞もうろ覚え、声も出ていない、演技に照れがあることも重なって、本当に何をやっているのか分からない状態でした。その時と比べれば雲泥の差。声もしっかりと出ているし、堂々としています。そこは本当によく頑張ったと思います。
しかし、学校行事の中で子どもたちの印象に残ったことを題材につづられているため、かえって子どもたちは感情移入できず、日常の出来事をどう人に見せられるものにするかもなかなか分からずに、大変苦労したようです。テーマの友情や頑張れば何でもできる、といったことに日常の出来事を無理に結び付けようとしたために、逆に冷めてしまっているようにも見えました。
見ている側も、学校生活を共に送っているわけではないので、今ひとつ共感できなかったり理解できない内容も多くありました。またオムニバス形式なので、全体的に盛り上がりがなく淡々としています。音楽ももう少し効果的に活用できればよかったのかもしれませんが、台詞とストンプというリズムを刻むパフォーマンスが中心。
まだ小学生ですから、全体が起承転結のストーリーになっていて、音楽で効果的に盛り上げていかないと、難しいように感じました。


本人たちも、不本意な印象で終わってしまったようです。
うーん。。。残念。