午前中、めいちゃんと二人で初めて進学相談会なるものに行ってきました。
各中学校がブースを出して、個別に質問に答えてくれたり、相談に乗ってくれたりするイベントです。


開場の10時に行ってみると、既に長蛇の列。入るにも一苦労です。ビックリ。
入場後、まず今回話を聞いてみたかった大学付属校S中学のブースを訪ねてみました。すると、すでに3,4組並んでいます。通り過ぎてきたブースは全くお客さん(とは呼ばないとは思いますが、雰囲気はそんな感じ)が全く居なくて、先生方が外に立って呼び込みをしているような状態だったので、またびっくり。
しばらく待って、順番となりました。
朗らかに迎えてくださった30代くらいの男の先生は、中学校から学年持ち上がりで今高校生の担任をしているとのこと。丁寧に質問に答えて下さいます。

  • 中学から持ち上がりの生徒と、高校から入学する生徒では特に学力差は無いとのこと。それだけ丁寧な指導をし、節目節目で習熟度を確認をしながら進めている。
  • 進路別の指導に入る前に、幅広く学ぶことを重視している。そのため、土曜日まで授業がある。
  • ネイティブの先生による英語の授業で、子どもたちは(文法の正しさはさておき)どんどん英語で話すようになるとのこと。
  • 生徒な皆、部活動や行事に一生懸命取組み、勉強と両立している。
  • 1時間以上かけて通学している子は多く、特に苦にしていない様子。皆、駅から(バスもあるのだが)20分くらいお友だちと話しながら歩いてくる。

等々。入試の傾向なども伺いました。
その後、人混みを掻き分けながら、めいちゃんの本命の学校のSS中学ブースに行ってみると、こちらはさらに長い列。15組ほど並んでいます。来週のイベントでも話は聞けるのでやめようかとも思いましたが、めいちゃんが是非話を聞きたいというので待つことに。結局小一時間ほど待ってようやく順番が回ってきました。
今度は年配の男性の先生。薄くなった頭とお髭に眼鏡。優しそうな先生です。
すぐにめいちゃんの持っているバトンを見つけて「それは、バトンかな?バトンをやってるの?」と優しく話しかけて下さいました。こちらも親身に答えてくださいます。

  • 歴史は浅いけれども、その分柔軟性があり、常に教員一同がよりよい学校に向けて変わろうとしている。
  • 自主性を重んじており、ルールは最低限。悪いことをした際には、叱るのではなくなぜ悪いのかということを教えるようにしている。
  • ただ、自主性を重んじると言っても、嫌な事、不得意な事でもやらせるように導いていること。例えば、1,2年のうちは宿題もかなりあること。

などを教えていただきました。


残念ながら、ここまででタイムアップ。あと、3校回ろうと思っていたのにとても時間が足りません。来週も似たようなイベントがあるので、もう少しゆとりをもって行かないと。
ただ、今日回った2校とも、とても好印象。どちらも生徒の自主性を大切にし、個性を踏まえてしっかりと育てようとしているのを感じます。また英語を初めとした国際教育もさかんです。めいちゃんも先生の雰囲気などを見て気に入ったようです。
唯一残念だったのは、どちらも合唱部があるものの、極めて弱小だということ。まぁ、でも存在するだけよかったです(^^)。