勘違いの力

めいちゃんを塾に迎えに行くと、「あのね、この前のテスト、クラスで2番だった。算数は天才クンと一緒に1位だよ。で、国語と理科が4位だった。」と嬉しそうに報告してくれました。
天才クンというのは、いつも全国で5位以内に入っている、まさに別格の子。当然ながら授業の席はいつも最前列中央です。その天才クンの隣に座って授業を受けているというのですから、びっくりです。
誇らしそうなクセに、「友だちとしゃべる時にさぁ、後向くじゃん?何かイヤミっぽいんじゃないかって心配なんだよね」と、笑える心配をしています(^^;。


実は、帰ってから塾のホームページで成績を確認したところ、偏差値はそんなビックリするほど高いわけではありませんでした。過去のめいちゃんの成績の中では3位で同じ偏差値を3回もとっているのです。
今回の試験日は年初早々だったため、後日受験をして成績が席順に反映されなかった子が多かっただけなのだと思います。
とはいえ「すごい成績がとれた」という勘違いは、なかなか有効です。塾は楽しそうだし、勉強の効率もいつもより上がっているようです。
普段はそのことをつい忘れて叱ったりしがちではありますが、褒めることは本当に大切ですよね。特にめいちゃんは間違いなく褒めて調子に乗せた方が頑張れる子ですから( ^ー゜)b