8月12日(水)曇り時々晴れ時々雨

今日も朝食後、9時くらいに出発です。
まず吉野ヶ里遺跡へ。広大な公園の中に、発掘された環壕や住居跡に忠実に村々の様子が復元されているので、当時の様子がよく分かります。めいちゃんも興味深げに竪穴式住居を覗いたり、高床式住居に登ってみたりと、見学していました。さらに、園内の体験コーナーでは火起こし、機織など弥生時代の様々な体験ができるのですが、私たちは勾玉づくりに挑戦しました。高蝋石(こうろうせき)というとても柔らかい石を使い、2×2×3センチくらいの直方体から勾玉の形を削り出します。やってみると、意外と夢中になるもので黙々と1時間以上削り続け、素敵な勾玉が出来上がりました。
公園内で昼食を済ませ、今日宿泊する予定の柳川へ。ここは北原白秋の生まれた場所として有名なところです。宿泊する御花松涛館は、旧柳川藩主・立花家の別邸だったところ。西洋館や御庭、そして資料館には江戸時代の人形や武具などが展示されています。
本当は夕食前にそれらを見学する予定だったのですが、すっかり疲れて眠ってしまい、起こされるともう夕食を予約した時間の30分前。でも、おかげで虹を見ることができました。
夕食は、柳川の名物と有明海珍味がずらり。シャコ(寿司ネタになる前の状態は久々でした)、ムツゴロウの姿煮、イソギンチャクの味噌煮など、珍しいお料理満載(^_^;)。締めはうなぎのセイロ蒸しでした。
夕食後は、宿泊者には無料で付いてくる納涼川下りを楽しみました。船頭さんに案内されながら、御堀をゆっくりと船で行くのは、とても風情があり、楽しかったです。