卒所式

hanamebuki2009-03-07

今日、学童の卒所式がありました。
クラブ児、父兄、さらには小学校の校長・副校長両先生、そして3年生の担任の先生方も出席して下さり、とても和やかな式になりました。めいちゃんのために掛川のおじいちゃんも出席してくれました。
一人ずつ卒所証書を受け取ったり、手作りの記念品を交換したり。しかし何と言っても一番盛り上がるのは何と言っても思い出作文。子ども、そして親が順に準備した作文を読んでいきます。
皆、それぞれ学童の楽しかった思い出を発表してくれました。


めいちゃんは、この作文も(毎度のことながら(^^;)書き上げるのが大変でした。“一番思い出に残ったこと”と言われても何だか分からないというのです。「キャンプかなぁ。。。うーん、でもキャンプのどこが面白かったって聞かれても。。。」恐らく、1つ1つの具体的なイベントで、これが文句なしに楽しかったというのではないのでしょう。何となく皆でワイワイとやっているのが楽しい。そういう微妙な気持ちを表現することは3年生には難しいのかもしれません。
ちょっとしてお楽しみ会のことを書き始めたのですが、「・・・をしました。楽しかったです。次に・・・をしました。・・・でよかったです」という文章の繰り返し。書いているうちにどんどんディテールにはまっていき、「こんなの書いてたら100ページあっても書ききれないよー」と泣き出す始末。
取り立てて書きたい事柄だけピックアップもできないし、じゃあ全部書こうと思うとキリがないし、メリハリもないし。
で散々怒って泣いて、結局、3年間で自分の何が一番変わったか、という点を挙げてみて、それに紐付けて思い出を少しずつ書いていくことにしました。挙げたのは、「1つのことをこつこつとやるようになったこと」「子どもだけで考えてその計かくを実行できるようになったこと」「まわりをまとめられるようになったこと」の3つ。そして、最後にお友だちにたくさん助けてもらったことを加えて完成。
大苦労しての完成でしたが、本人なりに納得のいくものだったようです。


続いて親の作文。
めいちゃんがこの3年間で自信をつけ、人前で堂々と話せるようになったり、リーダーシップを発揮できるようになったり、苦手なスポーツにチャレンジしお友だちから教えを請うようになったりしたのは、本当に学童という環境と、きめ細かく一人ひとりの個性に従ってフォローをして下さった指導員の先生方のおかげです。その気持ちを少しでも伝えられれば、と思いました。
ただ他の人の作文を聞いている最中もついウルッとするのをこらえ、自分のときも涙をこらえ、なかなか読み上げるのは大変でした(^^;。


約2時間の式の後は、お菓子を食べながらのお楽しみ会があり、さらに夕方からは近所の居酒屋さんで打ち上げがあり、10時くらいに長い一日が終わりました。


めいちゃんたち3年生は、あと3週間ちょっと学童に通い、それでいよいよ卒所です。
放課後の過ごし方などまだ不安も一杯ですが、頑張って行こうね。


下記は、去年までめいちゃんたちの指導員だったいくっぺ先生からのメッセージ。写真の切り絵はいくっぺの手作りのめいちゃんです。こういう優しい先生方に育まれた3年間を過ごせためいちゃんはシアワセ者です!

卒所おめでとう!
集団遊びが苦手で「やりたくない」とブスっとしていた1年生の頃。今ではみんなを引っ張って遊びをリードすることもあるくらい自分からみんなの輪に入っていくようになりました。3年生の中で一番成長したなぁと思うほどです。みんあと笑顔で楽しそうに笑っている姿、素敵だよ。ちょっと怖いとこもあるけど、優しくて、頼れるお姉さんにもっともっとなっていこうネ!