おしゃべりおしゃべり

昔からおしゃべり大好きなめいちゃん。お家でもおしゃべりが止まりません。
ちょっと前まではゲームやマンガの話が多くてやや閉口気味だったママも、最近は随分と話題が変わり結構楽しんでいます。


昔からニュースを見ては、色々と質問をしてくることはしばしばあったのですが、最近は1つの話題から次へと膨らむようになったのも大きいです。例えば、オバマ大統領就任のニュースからアメリカでの黒人差別の話、Martin Luther King牧師の話、暗殺されたつながりで大統領の暗殺の話、オバマ大統領が暗殺される危険性の話、テロとの戦いの話、9.11の話、宗教対立の話までつらつらと。めいちゃんの色々な質問に対して、意外とうろ覚えの事柄もあったり、めいちゃんが理解できるように噛み砕くのが大変だったりして、ママも真剣になります。


とはいえ、こんなマジメな話ばかりではなく、もちろんお気楽な話も。
最近多いのは好きな男の子の話。めいちゃんの場合、3位まで好きな男の子ランキングがあり、ちゃんと自分で基準を定め、評価した上でランキングを決めるという何ともロジカルな手法。ただ、そもそも複数人が僅差で並んでいるし、基準を尋ねると「うんと、1番は顔でしょ、で2番は性格でしょ。」となんともアバウト。
「好きな子が何人もいるの?何か、漠然とした基準だし、しかも1番は顔!?」とちょっとからかったら「うちは未だ子どもだから、結婚するわけじゃないし、そういうんでいいんだよ!」とキッパリ。なるほど。確かにそうかも。思わず納得してしまいました(^^;。
好きな男の子のことを、どうして好きなのか説明しているだけで本当に楽しそうです。しかも、別にその子と一緒に遊ぼうとか、ましてや独占しようとかという感情はほとんどない。「ママがうちだったら、誰のこと好きになる?」などと聞き(正直、想像できん(-_-;)、無邪気におしゃべりを続けるめいちゃんは、ほのぼのしていて、見ていて楽しくなります。
学校でも皆で無邪気にそういう話題を繰り広げているようで、時々、自分の好きな男の子が自分のことが好きらしいなどという噂を聞きつけると、それはそれは大はしゃぎです。


今日のめいちゃんはまさにそれ。「今日は、ちょっとゴキゲンなんだ〜♪」とフワフワしていて、集中力が続きません。
勉強していてもすぐおしゃべり。歯磨きの途中でもおしゃべり。○○ちゃんが、○○君から聞き出した噂だとどうだとか、実際に○○君は最近よくめいちゃんに話しかけてくるとか。さらに、話していないときは、児童館でたまたま聞いてきて耳についてしまったという“鬼のパンツ”を繰り返しケラケラ笑いながら歌っている始末。「5年はいても破れない〜 つよいぞー、つよいぞー♪」全くもって落ち着きません(-_-#。
あまりの脳天気ぶりにママが呆れたような顔をしたら、「でもねー、嫌な事もあったんだー」とちょっとマジメ顔で話題を変えためいちゃん。
「どうしたの?」と聞いたら、
「今日ね、クラスで、一人ずつどんな漢字がイメージに合うかって意見を出し合ったの。例えば、Yだったら字がきれいだから『字』とか、Mだったら頭いいから『賢』って字とか。」
「うん」
「で、うちはね、」
「何て言われたの?」
「凶暴の『凶』と恐怖の『恐』」
「えっ・・・」
「でも、もう一つは人気の『人』だった」
全く動じていないめいちゃん。凶暴な恐怖の人気者って。。。めいちゃんは一体学校でどんな子なんでしょう?
そして、またおしゃべりと“鬼のパンツ”は続くのでした。