千一夜物語

hanamebuki2008-10-07

小さい頃から寝る前に本を読んであげたり、休みの日は一緒に図書館や本屋に行ったりとママなりに努力してきたのですが、学童に山とあるマンガやゲームの誘惑に負け、なかなか付かなかった読書の習慣。自分から進んで読むと言えば、せいぜい『かいけつゾロリ』のシリーズで、読書というよりは、マンガを読んでいるのに近い感じで、ママとしてはちょっと気になっていたのです。
ところが、最近、なかなか良い感じになってきました。


少し前から大好きな動物の出てくる『シートン動物記』に夢中になり、駅前の図書館や学校の図書館で借りてきては家で読むようになりました。
アラビアン・ナイト〈上〉 (岩波少年文庫)  アラビアン・ナイト〈下〉 (岩波少年文庫)
そして、昨日あたりから読み始めたのが『アラビアンナイト』。『千一夜物語』という原題にふさわしく、めいちゃんはすっかり夢中です。
朝ごはんの後読んでて遅刻しそうになったり、お風呂上りに歯を磨きながらこっそり読んでてママに「早くしなさい!」と怒られたりするほど。
そして今、既に23時を回っているのですが、ベッドに入ったものの「お話の先が気になって眠れない〜」とごねています(^^;。
王様が自分の国の女の子を一人ずつ呼びつけては一緒に一晩過ごし、朝になると殺していたのをやめさせるために、シェーラザードという賢い女の子が、毎晩毎晩、王様に面白い話をして一番面白いところで「続きはまた明日ね」と言われるので、続きを聞きたい王様がついにシェーラザードを殺すことができず、最終的にはシェーラザードのことが大好きになったんだよ、と『千一夜物語』の設定のお話をしてあげると、「今のうちと同じだ!一番面白いところで止まってるから、続きが気になって仕方がないもん!」と笑っていました。
さて、めいちゃんの読書は千日続くでしょうか?