初めてのスキー


今週末は、保育園の時の仲間8世帯でスキーに行きました。保育園の時からのお友だちとは本当に仲良くしていただいていて、卒園して小学校に上がってからも、キャンプ旅行ピクニック水族館等々、度々誘ってもらっています。
今回も、1月ほど前に誘ってもらい、「行きます!」と即答。ママは、15年ぶりくらいで、生まれて初めてのスキーになるめいちゃんを指導する自信は全くありませんでしたが、初体験のお友だちも他にもいるので、何とかなるだろうと暢気に構えていました。
当のめいちゃんは、お正月に大阪のおばあちゃんにそり遊びに連れて行ってもらっていて、その際に、スキーウェアをばっちり揃えていただいていたので、とりあえず格好はOKということで、こちらはかなり乗り気です。


さて、土曜日。
5時に起きて、親友Eちゃんたちと新宿からバスに乗って“ブランシュたかやま”へ。ここは、ファミリー向きのスキー場だそうで、スクールが充実しているのと、比較的初心者向きのコースが広く取ってあります。
到着は11時過ぎ。早速、ウェアに着替えたり板を借りたりしてから、まずは軽く食事。それから、めいちゃんとEちゃんは揃ってスクールで2時間、教えてもらいました。
ストックを使わずに、なだらかな斜面で“三角”(ボーゲン)で滑り、止まり、そして少し曲がる練習。2時間で驚くほど上達するものなんですね。
斜面の上に上がるのは、“ウォーカー”と呼ばれるベルトコンベアのようなもの。立ったままベルトの上に乗り、立ち止まったまま斜面の上までゆっくり運んでもらいます。
スクールが終わってからも、同じ50メートルくらいのコースで、何度も滑って練習をしました。
途中、坂を自力で上がらなくてはならなくなったときには、カニのように横歩きしながら昇っていくやり方を教えてあげたのですが、ズルズルと滑ったり、なかなか昇れず、泣き出してしまいました。「スキーなんてつまんない!」と愚図っていましたが、それでも、再度滑ればご機嫌が直っていました。
ナイターがないスキー場なので、16時半にはおしまい。
この日は公共の宿で一泊です。和室を5部屋借りて、お父さん部屋、お母さん部屋、幼児のいるお母さん部屋、女の子部屋、男の子部屋としました。18時に夕食。その後、お風呂に入ったりして、0時くらいまで大人は宴会。子供たちも23時くらいまでは寝付けずにゲームをしたりしていました。


そして日曜日。
7時半に朝食。そして9時前にはスキー場へ行きました。
Eちゃん親子と、同じく初心者のMちゃん親子と一緒に、まずは昨日のスクールのコースを1回滑り、その後、思い切ってリフトに乗って上の方から1.6kmのコースを降りてくることにしました。
1本目。最初はなんとかボーゲンでそれなりに急な坂も降りられためいちゃん。しかし、2つ目の急坂で、ちょっと足が疲れたこともあってちゃんと踏み込めず、また「怖い」という思いでお尻が引けてしまいあっという間に尻餅をついてしまいました。それですっかり気持ちが萎えてしまい、最近はめっきり少なくなっていた悪い癖が出て「もうイヤだ、やりたくない」と泣き出す始末。
とはいえ、途中でやめられないので、励ましたり叱ったりしながら、何とか下まで滑り降りてきました。
転んでも落ち込まないEちゃんと、前日に散々泣いたりしたがらリフトのコースを下りてきたMちゃんは、再度リフトに乗る気満々。
最初は、スクールのコースに戻りたい、と言っていためいちゃんも、お友だちに励まされ、「やっぱり行く」ということになりました。
ママと二人でリフトに乗りながら、めいちゃんは下手なんじゃなくて、「怖い」とか「どうせ上手くできない」という気持ちの問題なんだと言い聞かせました。そうしたら「頑張ってみる」と。
そして2本目は、ママがめいちゃんのすぐ後ろについて、「ゆっくりでいいよ」とか「しっかりハの字にして」とかと声をかけながら降りていきました。急坂のところで、ちょっとスピードが出てしまったときにも何とか持ちこたえためいちゃん。みんなに褒められて、すっかり自信がついたようです。
それからは快調。もう2本ほど滑って、お昼ご飯にしました。
そして午後も、15時くらいまで3本くらいでしょうか、たっぷりと滑りました。最後の2本、めいちゃんはほとんどノンストップ。なだらかなところでは、少しパラレルにしたり、手を振ったりする余裕も見せながら一気に1.6kmを滑り降りました。


帰りもバス。16時に乗って、新宿に着いたのが21時くらい。車内が暑く、疲れもあって最後の方はかなり不機嫌なめいちゃんでしたが、すっかりスキー大好きになったようです。
来年も行きたいものです。