可愛い電話

今日は、めいちゃんの親友Eちゃんを20時過ぎまで預かっていました。
夕食はEちゃんのリクエストでオムライス。
めいちゃんとEちゃんが仲良くオムライスを食べていると、電話が鳴りました。
ママがでると、小さい声で「もしもし」。ちょっと聞き取れなくて「もしもし?」と聞くと「もしもし」。今度はもう少ししっかりした声。明らかに子供です。
すぐにめいちゃん宛だと分かったのですが、声を和らげて「どなたですか?」と聞くと、きちんとフルネームを名乗りました。同じクラスのMちゃんです。数日インフルエンザでお休みをしていたようで、めいちゃんに明日の時間割を確認するために電話してきたのでした。


最近、時々めいちゃんのお友だちから電話があります。
一番最初は、去年の年末に、同じクラスのYちゃんから電話がありました。「もしもし。2年1組の○○ですが、○○さん(めいちゃんのこと)いますか?」と、びっくりするくらいしっかりとしたかけ方。ママはすっかり感心すると共に、そういえばめいちゃんに未だ電話を一人でかける経験をさせていないな、と反省しました。
もちろん、おじいちゃん、おばあちゃんの家には自分でかけます。「もしもし」というだけで「あら、めいちゃん」と気づいてくれるので、本人も緊張しないようです。
が、全く他所の家にかけるとなると、話は別です。
後で、Yちゃんのママに「Yちゃん、すごくしっかりしてるのね」と褒めたら「プロンプターが居たからよ」と笑っていましたが、それでもYちゃんの勇気には感心しました。


その後、Yちゃんはスゴイねぇと何度も言い、めいちゃんをようやくその気にさせて、実は今日電話をしてきたMちゃんの家に電話をかけさせたことがあります。ところが予想していたママではなくパパが出たものだから、めいちゃん、びっくりしてしまい(Mちゃんパパもよく知っているので平気なはずなのですが、緊張していたところに予想が外れたので、面食らってしまったようです)、何も言えずに受話器をママに押し付けて逃げてしまいました(^_^;。


その経験があってから、次にかけるまでは本当に大変でした。
宿題が分からなかったりして誰かに電話しなくてはいけないときも「ママ〜かけてよぉ」と言って自分ではかけません。終いには泣き出してしまったり、「宿題忘れていくからいいよ!」と言い出す始末。
かけるのに適切な相手がなかなか居ないことも問題でした。
大親友のEちゃんは、ママもよく知っているのでかけるのには問題ないのですが、クラスが違う。学童が一緒のYちゃん・Kくんの双子兄妹は、ママは知っているからいいけどクラスが一緒なのはKくんの方で、男の子と電話するのは恥ずかしいんですって。じゃあ、クラスが一緒のYちゃんは?と聞けば、家族構成がよく分からないから誰が出るか分からない、パパでも出たら困るとのこと。
で、結局、散々迷って、Mちゃん家に再チャレンジすることになったのです。
その時もやはりパパが出たのですが、今度はもしかしたらパパかもと思っていたので大丈夫でした。ちゃんと「もしもし。○○です。Mちゃんいますか?」とはっきり言えたのでした。


今日かけてきたMちゃんも、きっとママかパパに「ちゃんと自分でかけなさい」と言われ、緊張してかけてきたのでしょうね。
ホント、微笑ましいです。