掛け算九九

二年生の一大イベントといえば、掛け算九九を覚えることではないでしょうか?
ママも、アメリカから帰国して2年生の夏休みに編入して、初めて日本式教育の苦労を味わったのが掛け算九九でした。何度も家で練習し、とうとう当時2歳の妹までが意味も分からずに覚えてしまうほど(^_^;。


めいちゃんの場合、学校で、各段について、

  • 表を見てゆっくり
  • 表を見て15秒以内
  • 表を見ないでゆっくり
  • 表を見ないで15秒以内
  • 逆から
  • バラバラ

の5段階のテストがあります。先生の前に言って、一人ずつ、どの段のどのレベルの試験を受けるか申告した上で試験を受けるのです。
確かママのときも似たような感じだったと思います。進みの速い子もいるし、遅い子もいる。ただ、めいちゃんの場合はクラスの人数が少ないので、先生が全員分見るようですが、ママのときは1クラス40人以上いたので、早く合格した子が試験官になる場合もあり、プレッシャーはよりきつかったと思います。


今の時代、ママのときほど競争心を煽ることもないのにも関わらず、めいちゃんもかなりのプレッシャーを受けているみたい。
5の段までは、クラスで一番早く合格したグループに属していて、それほど苦労もなく覚えられていたようです。テストの際も「表を見て」「ゆっくり」はとばして、いきなり「表を見ないで15秒」から臨み、すべて一発でクリアしてきたのです。で、5の段が終わった段階で、クラスの他の子が追いつくまで1週間ほど待ち時間があり、先週の半ばからテストが6の段から再開し、それも一発でクリアしました。


ところが、6の段の「バラバラ」を合格してきた今日。明日に備えて7の段の練習を開始して、いきなり覚えていないことに愕然としためいちゃん。夜の9時過ぎになって大泣きです(-_-;)。
「大丈夫だよ」「ママと練習してみよう」「もし難しければ表をみながらでもいいし、ゆっくりでもいいじゃない」と色々言ってみたのに「それじゃあ、イヤだぁ」「明日、15秒を合格できないよ〜」と泣くばかりなので、ママもついイライラして「泣いているヒマがあったら一回でも多く練習しなさい!」と怒鳴ってしまいました。もちろん、ますます激しく泣かせてしまう結果に(-_-#)。
最終的には、何とか落ち着かせて練習した結果、覚えることができましたが、これから勉強が難しくなっていくと、こういうことも多くなるんでしょうね。九九は、あと8の段と9の段だけだから、何とかなりそうですが。