おじいちゃん、おばあちゃん家へ(その3)

hanamebuki2007-08-06

今日は、おばあちゃんが教えている大学のゼミの学生さんが12人掛川に訪ねてきました。大学で教え始めてから毎年恒例になっている行事なのだそうです。
めいちゃんは、その一行にくっついて、ねむの木学園と花鳥園に行きました。


ねむの木学園は、ママも今回が初めてです。
ずっと以前から、宮城まり子さんが創られた、身体に障害をもつ子供たちのためのねむの木学園を知っていましたし、子供たちが描く絵が大好きでした。
が、そこを訪ねることにはやや抵抗がありました。自分がボランティアとして何か手伝いに行くならまだしも、「見学」という行為自体が許されるのかどうか、また例えボランティアとしていくとしても自分はその資格があるのか、偽善ではないのか、と何とも言えない嫌な気持ちになりました。
とはいえ、せっかくの機会だし、めいちゃんが何かを感じ取ってくれればいいと思い、同行することにしたのです。


今回は、一般に公開している美術館だけでなく、施設の中も案内して下さるとのこと。そして、訪ねてみると、なんと宮城まり子さんご本人が出迎えて下さいました。
施設の中は、子供たちがいつでも絵や工作ができる環境が整っていて、また、建物の外壁にも部屋の中の壁にも子供たちの描いた壁画がたくさんある本当に楽しくて心地のよい場所でした。
施設を見た後は美術館へ。美術館も白い外壁に子供の手により野花の絵が描かれていてとても素敵。中には、子供たちの絵がたくさん展示されていました。頭が下がるほど根気強く細かい花を一面に敷き詰めたように描いた絵、ウサギの様々なポーズを驚くほど上手に描いたもの、本当にすごいと思います。
めいちゃんは何を感じ取ってくれたでしょうか?


その後、一行は、掛川駅のそばにある花鳥園へ行きました。めいちゃんがここを訪ねるのは3回目くらい。以前は、水鳥にえさをあげたり、インコなどを肩や腕にとまらせて大はしゃぎでしたが、今回は意外にも怖がってしまい、あまり楽しめませんでした。年齢と共に感じ方も変わるものですね。