おじいちゃんゆずり?

めいちゃんは、いつもズボンの中にきちんとシャツの裾を仕舞い込みます。
小さい時、ママがいつもお腹が出ないように仕舞い込んであげていたせいで、どうも裾をだしているとお腹のあたりが居心地悪いそうなのです。
ママがそうしていたのは、小さい時、自分がめいちゃんのおじいちゃんにそうされていたから。とはいえ、おじいちゃんは大変几帳面なので、下着のシャツ、下着のパンツ、Tシャツ、ズボン、というように一枚一枚を交互に仕舞いこんだものです。お陰で、トイレに行った時が大変!特に、子どもの時分はギリギリになってから行くので、危うく。。。なんてことも度々ありました。
そうして育てられたママは、そこまでは几帳面にならなかったので、めいちゃんのはまとめてズボンに仕舞い込むだけですが、それでも、ちょっとシャツがはみ出していたりすると、すぐに仕舞い込むようにしていて、それがめいちゃんにも受け継がれたようです。


お腹が冷える心配がないのはいいのですが、最近、ちょっと困ったことになっています。
1つは、最近はシャツの裾を出して着るのが流行していて、裾に刺繍があったりレースがあったりするシャツが多いこと。めいちゃんはせっかくの可愛らしい飾りをズボンの中に隠してしまいます。「出していた方がかわいいよ」と言っても、「お腹がスースーするからイヤ」と聞いてくれません。せっかく、今流行りの“細身のズボンの上にフワッとしたブラウスやシャツ”というスタイルが、裾を無理やりズボンの中に押し込むせいで、一昔前の農家のおばちゃんのもんぺ姿に近くなってしまいます(^_^;
もう1つは、めいちゃんがママのシャツの裾まで気にすること。大人の服は、子ども以上に裾を入れない形が多くなってきていて、シャツは短め、ズボンの股上は浅めになってきているので、入れようにも裾はズボンに収まりません。めいちゃんは諦めきれないらしく、小さい時に自分がしてもらったように、せっせとママのシャツの裾をズボンに押し込んでくれますが、すぐに出てしまうので、何度もやり直すことに。ママはちっとも落ち着きません。


きっとめいちゃんはへそ出しルックなんて許せないんだろうな(^O^)