風船

hanamebuki2006-11-23

渋谷の街角で配っていた風船をもらいました。
それを持って、近所のスーパーに寄ったときのこと。
ママが花を買うのを待っていためいちゃん、買い終わってその場を立ち去ろうとすると、ちょっと前に女の子が通りかかって、めいちゃんの持っている風船が欲しいと言っていたんだと教えてくれました。それで、その子に風船をあげたいんだけど、と言うのです。
女の子は既に花屋さんの前を通り過ぎ、スーパーの地下売り場へ行ってしまった様子。荷物も沢山だし、ちょっと面倒だったのですが、こういうめいちゃんの気持ちは大事にしないと、と思って、一緒に女の子を捜すことにしました。
地下の食品売り場を一通り見て回ったのですが、女の子は見当たりません。仕方がないので、諦めてエスカレーターに乗ると、下から「すみません!」と呼ぶ声。振り返ると、女の子を連れたおばあちゃんらしき人が「その風船、ここで配っているんじゃないですよね?」。「あ、ちょっと待っててください」と言い、急いでめいちゃんと反対側の下りのエスカレータに乗ると、下で女の子に無事風船をあげることができました。


めいちゃんは、黙って風船を差し出して、「ありがとう」という女の子にも何も答えられませんでしたが、ママと一緒にスーパーから家への帰り道は、それはそれは嬉しそう&得意そう。ママも「偉かったねー」「気分いいでしょ?」とたくさん褒めてあげました。
すっかり気分をよくしためいちゃん。ママの荷物を半分以上持ってくれました(^o^)