鎌倉散策

hanamebuki2006-11-05

今日は、ふと思い立って、ママとめいちゃんは鎌倉へ行きました。
ちょっと寝坊をしたので出発がやや遅くなりましたが、近所の本屋さんでガイドブックを購入し、やはり近所のパスタ屋さんでランチをとりながら作戦会議(めいちゃんは昔から仏像とか結構好きな方ではあるのですが、今日はあまり気乗りしないようで、ポケモンの話の合間に、ママの提案におざなりな返事をするばかりでしたが(^^;)。そしていざ出発。


まず、北鎌倉駅で電車を降りて、円覚寺へ。国宝舎利殿にはあまり興味がないようでしたが、仏像を見たり、自然に囲まれた境内を散歩するのは意外と楽しいらしく、俄かカメラマンとなってママの携帯電話でパシャパシャと木をとったり、池をとったり、花をとったり。。。紅葉には未だ少し早かったので、もう数週間たったらまた来たいね、なんて話しながら歩きました。
それから、歩いて建長寺へ、と思ったのですが、めいちゃんはお腹が痛い〜(めいちゃん、よくお腹が痛くなるのです。お腹が空いた時も、食べ過ぎた時も、冷えた時も。。。それほどひどくはないようなのですが)、と言うので、諦めて再び電車に乗って鎌倉駅へ。
鶴岡八幡宮の参堂を歩いているうちに、お土産物屋さんなどでお腹の調子も気も紛れて大分良くなったようです。


参堂で見つけた判子屋さん。林檎の木の枝を短く切って周辺に小花などの絵を描いたものを、オリジナルの判子にしてくれます。可愛らしいので、めいちゃんの名前を彫ってもらうことに。めいちゃんが好きな木片(ピンクのコスモス柄)を選び、それに漢字で名前を彫ってもらいました。めいちゃん、ずっと真剣に彫士さんの手許を覗き込んでいて、出来上がったものを受け取りました。とっても可愛らしいできばえです。
ところが、お店を後にして鶴岡八幡宮へ向かうめいちゃんの様子がおかしい。なんか、すごく落ち込んでいるというか苛々しているようなのです。訳を尋ねても無言のまま。終いには目に涙が溢れてくる始末...ママはさっぱりわけが分かりません。
で、大分時間をかけてようやく分かったのが、判子の字体が気に入らなかったとのこと。めいちゃんの表現だと「くしゃくしゃ」で読めないというのです。「こんなんじゃ、友だちへの手紙に押しても訳が分からなくて笑われる(;_;)」
うーん、きっと楷書のような字体を期待していたんだろうね。でも、ここの彫士さんは、ちょっと崩した味のある字体がウリなのです。それも、めいちゃんの姿を見て、ちょっと丸く可愛らしい字体にしてくれたんだけどなぁ。理解できなかったみたい。
結局、話をして少し落ち着き、八幡様で参拝を済ませ、帰りに小町通でちりめんで作ったリスのマスコットを買って、すっかりご機嫌の戻っためいちゃん。
判子っていうものは、そもそも真似して作れないようにちょっと変わった字の形にするもんなんだよ、って説明してちょっと納得。その後、家のそばまで戻ってきて、夕食はTちゃんが合流してお寿司を食べることになったのですが、Tちゃんに判子を見せてみると「かわいいー!!」と褒められて、また少し判子が好きになったようです。
まだ自分では使わない、と言っていますが、ママがめいちゃんの代わりに使うのはいいよ、との許可が出ました(^o^)