ご機嫌(その2)〜アルセーヌ・ルパンにドラえもん

寝る前の読み聞かせタイム。夏休みに入ってルブラン作のルパンのシリーズを読み始めています。
ママは昔、推理小説が大好きで、小学校の高学年の時は学校の図書館にあったルパンとか、江戸川乱歩とか、ホームズとかを片っ端から読んだので、もしかしてめいちゃんも?と思って少し話をしてみたら、読んでみる!とのこと。早速1冊購入してみました。
案の定、めいちゃんは夢中になって「そのさぁ、ロゼーヌってルパンじゃないんじゃないの?」とか「宝石はどこに隠したんだろうね?」とか一生懸命想像を働かせながら楽しそうに聞いてくれます。ただ、ちょっと困るのは、すぐにママが読むのを中断して、質問とかコメントをさしはさむので、話がちっとも進まなくて時間がかかることと、寝る前だというのにますます頭がさえてしまうこと。寝る前の読書には向かなかったかもしれません。


それが、今夜はますますエスカレートしてしまいました。
めいちゃんがドラえもん好きなのは、既に書きましたが、今夜はルパンの話を聞きながら、頭の中でルパンの話とドラえもんの話とくっついちゃったんですね。
ルパンの話の醍醐味は、一見不可能と思えることを、ルパンの変装術や巧妙なトリック、並外れた運動神経でやってのけることにあります。ところが、めいちゃんの頭は、ルパンがドラえもんの道具を使うという、何ともナンセンスな想像にすっかり取り付かれてしまったのです。

  • ルパンは、どうやって牢屋から出てこられたのでしょう? > 通り抜けフープ(ドラえもん口調で)
  • ルパンは、誰も招き入れたことのない屋敷の中の様子をどうやって知ることができたのでしょう? >エスパー帽子(同上)

ルパンのスゴさは、すっかりどーでもよくなってしまい、この場面だったらどの道具が適しているか?をひたすら言う展開に。。。
しまいには、二人であまりのばかばかしさにゲラゲラ笑い転げてしまい、ルパンの話自体は全く印象に残りませんでした
( ̄▽ ̄;)