親友

めいちゃんは、保育園の時からのお友だちEちゃんと大の仲良しです。
特に卒園の半年くらい前からは、同じ小学校へ行くということを意識してでしょうか、ぐっと距離感が近くなり、入学してからは、クラスが分かれてしまったにも関わらず、中休み、昼休みはいつも一緒、そして放課後の学童でもべったりと一緒にいます。
先日などは、忙しくて年に数回しか休みがとれないEちゃんのパパが、久しぶりのお休みがとれたという日曜日にも関わらず、「めいちゃんと遊ぶ約束をしているのに〜!」と泣きじゃくり、結局、パパはふられてしまいました(^^;)。親としては、そんなにいつも一緒にいなくてもいいのに、と思うのですが、本人たちはそうではないようです。


しかも、いつも一緒にいるせいでしょうか、だんだんしゃべり方や仕草がそっくりになってきて、先日、私が2人を連れてデパートに買い物に行ったら、仲良く寄り添っておしゃべりしている2人を後ろから見た化粧カウンターのお姉さんが「双子ちゃんですか?」と聞いたほど。顔立ちは全然違うのですが、すね方、反抗の仕方まで一緒になってくると、大人の方がつい笑ってしまいます。
本人たちは、どこまで意識しているんでしょう?


そんな仲良しの2人ですが、今日も、Eちゃんの家に、ピアノのレッスンのためにお邪魔しためいちゃんですが(Eちゃんのママはウィ−クデイのお仕事のほかにピアノの先生もしていらっしゃいます)、Eちゃんと遊びたくて遊びたくてなかなかレッスンに集中できません。何とかレッスンが終わると、今度は「帰りたくない!」「帰らないで!」と2人して大騒ぎ。
結局、レッスン後、夕食の時間まで遊んでもいいよ、ということになりました。ただし、他の生徒さんのレッスンが引き続きあるので静かにしていることが条件ですが。


そんなEちゃんとめいちゃんですが、見ていると結構羨ましく思ったりもします。
私自身は、小さい時に引越しと転校が何回かあり、幼馴染との付き合いが長くは続きませんでした。
めいちゃんも、この先、どうなるか分かりませんが、こういう小さい時のお友達をこの先も大切にして欲しいと思いますし、親としてはそれに協力していきたいと思います。