マグリット展

2週間前の日曜日、バレエのレッスンでピルエットをしている最中にバランスを崩して倒れました。すごい音がした割に痛みは然程なく、腫れてもこないので、大丈夫だろうと思っていました。加えて、仕事が忙しく、通常診療の時間にはとても時間をとれないので放置していたのですが、数日経つと痛めた小指側側面ではなく中指の下のあたりにアザが出てきて、しかも痛みがひかないので、たまたま仕事が早く終わった先週の金曜日に近所の整形外科に行きました。
レントゲンを撮ってもらったところ、何と小指の付け根、中足骨に斜めにヒビが入っていました(>_<)。
幸いズレていないので、そのままくっつけばよいとのこと。ただ、当然ながら運動禁止です…
というわけで、ゴールデンウイークは毎日バレエのレッスンに行くつもりだったのに、それが無くなり、ともすれば一日中ダラダラしてしまうのが目に見えている(^_^;)
初日の土曜日は、めいちゃんが学校だったので、掃除と洗濯と昼寝で一日が終了。まぁ、日頃の疲れを癒したと自分を納得させました。2日目の日曜日は日本橋へ。でも、3日目はめいちゃんが午前中にピアノのレッスンに行き、前日に買っておいたサンドイッチでランチを済ませると、何となく2人ともダラけてしまって結局、夕方、近所のスーパーへ行っただけ。すっかり自己嫌悪に陥ってしまいました。私は、仕事がなくなったら、本当に何が残るんだろうと。
これではダメだと今日は、めいちゃんと新国立美術館マグリット展を観に行きました。

同時にルーブル展が開催されていたこともあって、新国立美術館はかなり混んでいました。マグリット展もかなりの混雑。マグリットは誰も居ない部屋でボーっと観たいような絵なので少し残念でしたが、住宅地の夜景と真っ青な昼間の空が一緒に描かれた「光の帝国」、黒い帽子とコートを着た紳士たちが空中に浮かんでいる「ゴルコンダ」、そしてこの「空の鳥」を比較的ゆっくり観ることができました。「空の鳥」では、絵の下に点々と光があるのに初めて気づきました。フライトで夜に着陸する際に見える空港の誘導灯のようで、また海外に行きたくなりました。