Harvard University

案内所で、Campus Tourの受付場所を聞き、ちょっと迷いながらも見つけて15時のチケットをもらい(Tourは無料です)、40分ほど間があったので、すぐ横のファストフード店Au Bon Painで、めいちゃんはカプレーゼサンドイッチ(チキン入りでボリュームたっぷり!)、私はグリルチーズの温かいサンドイッチを食べました。ファストフードとはいえ、手作り感があって美味しかった!

それから、Harvardの学生が案内するTourに他の観光客30名程度と参加しました。

私たちのグループの案内は2年生の統計学を専攻しているお兄さんで、色々な小話を話見ながら分かり易くキャンパスを案内してくれました。

ちなみに、写真のブルーのTシャツを着ているのが案内のHarvard生。Ivy Yardは新入生寮のうちの1つで、17は「順調にいけば」卒業するはずの年号だそう。めいちゃんの学校でもクラスTシャツとか作るけど、寮Tシャツだね。

例えば、新入社員の寮とルームメートを決めるのには伝統的に多数の質問(趣味や関心事、起床・就寝時間など)のあるアンケートの結果をもって注意深く検討がなされること。
中でも16名しか入居しないある寮の寮生はその建物の主だった女性の霊が静かで真面目な学生を選んでいるとの噂があること。
Titanicで非業の死を遂げた息子を皆が忘れないようにと母親による多額の寄付で建設されたHarry Elkins Widener Memorial Libraryが後世の寄付によって名前を変更されないようにと拡張工事ができないように設計されたこと(結局蔵書の増加に対応するためには地下へ拡張するしかなかったそうです)、息子の死因となった船舶事故から身を守るために学部生は水泳の試験が義務付けられたこと(近年は廃止されたそうです)、一方でやはりWidener母の寄付によって今でもHarvardの食堂では無料のアイスクリームが服舞われていることなどなど。
そして、大学の名前にもなっているJohn Harvardは創設者ではなく、大学創設後数年たってから莫大な寄付をした人だということ。Harvard大学は本当に個人の名前が付いた建物ばかりで、それだけ寄付が多い、裕福な大学ということで、学費面では極めてgenerousなのですが、ある意味、人間の自己顕示欲の凝縮したようなところでもあるわけで何とも面白いです。

“創設者ではない”John Harvardの像
めいちゃんも私もとても楽したツアーでした。