卒業式のために

今日は、高校3年生の卒業式があり、一般生徒はお休みですが、めいちゃんたち吹奏楽部は登校です。
式典中に「威風堂々」「仰げば尊し」や校歌を演奏するためです。
とはいえ、卒業証書の授与や祝辞など長い式典。前日に「本とか読んでいていいよ」との話が部長よりあったそうです。めいちゃんは、大好きな「図書館戦争」の新しく買った巻を読む気満々でしたが、仲良しのOちゃんが「期末テストが近いし、暗記物を持っていこう」と言ったのを聞いて“改心”し、百人一首の本を持参しました。先輩たちの中には、筆記用具を持参して問題集を解いているつわものもいたようですが、ほとんどの子たちは読み物を準備していたようです。
卒業式は、割とトラディショナルな進行だったようです。私の中学校は歌を多く取り入れた卒業式で、とても想い出深かったので、やや残念な気もします。ただ、一通り式が終わった後、卒業証書を全員に手渡す時間があり、その時にはクラスごとにJ-POPなどの思い思いの曲をBGMに、自由な雰囲気で証書を受け取り、手を振ったり、ガッツポーズをしたり、、、その雰囲気はめいちゃんの中学校らしくよかったそうです。
5年後にはめいちゃんがその立場になるわけですが、それまでは毎年先輩たちを見送る役目ですね。