追い込み

絶望的なほど(とは本人の弁)の量が残っていためいちゃんの宿題。
キャンプから戻って1週間、ものすごい勢いで巻き返しました。
キャンプから帰宅したその日の夕方から絵本づくり、理科の自由研究のまとめ(実験自体はキャンプに行く前の日に急遽実施しました)、読書感想文、社会の自由研究のまとめと順に黙々と仕上げていきます。
このうち、読書感想文は難物でした。ある偉人の自伝が課題図書なのですが、めいちゃんは夏休みの最初から読み始めたにも関わらず「こんなつまらない本はギネスものだ」「この人のすごいと思えるところはどこにもない」と文句たらたら。読書は遅々として進みません。あまりに時間がかかるので、私は少しその人のすばらしいところを見つけて助言でもしようかと思ってネットで調べてみたら、意外にもその人は曲者だった(^^;。学術的な研究について偽造や捏造の疑惑があったり。自伝には、自分の商売敵の商品を納めた倉庫がたまたま火事で全焼し、その倉庫に入れてもらえなかった自分の商品が無事で巨額の富を得たというエピソードがあるらしいのですが、めいちゃんも私も「これ、この人が放火したんじゃない?」と同時に思ったほど。調べたのが逆効果でした(^^;。
とはいえ、締切が迫れば人間、何とかするもの。今週になると3日ほどで感想文は完成しました。
絵本づくりは、かなり楽しかったようです。"Crable's new home"というヤドカリのクラブルが新しいお家を探すお話。よさそうな「家」に入ってみては、大きすぎたり(実は長靴)、小さすぎたり(実はダイビングフィン)、穴が開いていたり(実は空き缶)、先客がいたり(実はカメの甲羅)。苦労して最後にピッタリの貝殻を見つけるというお話です。
初めて、絵本を作るキットを使ってみましたが、かなり本格的な感じに仕上がりました。



そして最後に残ったのが社会の自由研究。
そもそも理科は「生活の中で気になったことを実験しましょう」だし、社会は「気になった時代について調べて見ましょう」。なんと漠とした宿題(^^)。まあ、とはいえ、めいちゃんなどはこうした課題が苦手だったりするので、良い訓練だとは思うのです。散々文句を言いながら考えた挙句、パリで見た凱旋門にまつわる時代について調べることにしました。ルーブル美術館でナポレオンの戴冠式の絵も見たしね。
これがようやく最終日の深夜0時近くに完成して、すべてが完了。
何とか明日の始業式に間に合いました。やれやれ。