珍しい光景

めいちゃんが勉強している横で、会社のメールチェックなどをしつつ、何気なく水槽に目をやると、貝殻を垂直に立てて移動するヤドカリくん。そもそも貝殻を垂直に立てることはあっても、そのまま横に移動するのは珍しいし、いつものようなヨチヨチした動きではなく、なんか漂っているような、浮いているような。
近づいてみてみると、必死で地面をつかもうとしているけど、明らかに浮いている。どうも貝殻の中に空気が入ってしまったようなのです。何ともマヌケな感じで思わずめいちゃんと笑ってしまいました。
とはいえ、ちょっと可哀想だということで、めいちゃんが割りばしで掴んでひっくり返して空気を抜きました。ヤドカリくんが出口をふさいでいるので、全部は抜けないのですが。
かくして、何とか地に足がついて歩けるようになりました。まだ時々、おっとっと、という感じにポンプの水流に流されていますが(^^;
シャコガイの上や、ポンプの上に登って水から出ることもあるヤドカリですが、貝殻の中に空気を入れてしまってあたふたしているのを見るのは初めて。たまたま浮いちゃうくらい軽い貝だからかなぁ?
珍しい光景でした。