完璧主義?

めいちゃんは、妙に完璧主義というか“正解”にこだわるところがあります。人前で恥をかきたくないという自意識のせいなのかもしれません。
さらに、それと原因は同じなのか違うのか分かりませんが、以前も書いたように(http://d.hatena.ne.jp/hanamebuki/20060718)何かに対する感想を表現するのがあまり得意ではありません。
今日は、その2つが重なり、宿題の朝顔の観察日記を書くのがホント大変でした。(>_<)


めいちゃんの朝顔は本当に元気に、一杯花をつけています。その様子を観察日記につけようね、と言い、まずは絵から取り組むことに。
めいちゃん、気乗りしたときは、すごく筆が早いのです。どんどん、思いつくままに、それはそれはかわいらしい絵を描いてくれます。ところが、今日は、どうしたことか、朝顔の絵は描けないと言うのです。
「わかんない〜」
「何が分からないの?」
「花がどうなってるのかわかんない。つるも、葉っぱもわかんない〜」
で、とうとう泣き出してしまう始末。
わかんない、ってどういうこと?見たとおり、思ったとおりに描けば良いのに。。。と思ったのですが、どうも、めいちゃんは、写実度100%の“正解”を目指しているようなのです。
「正しい描き方なんてないんだよ。どう描いてもいいのよ。」とは言ったものの(ピカソとか見せてあげたいよ!)、めいちゃんは、ちょっと描いては消し、ちょっと描いては消しで、どんどんイライラしていきます。「本物と全然違う〜。こんなの出したら、なんて言われるかわかんないよー」とぶつぶつ言いながら。
だんだんママもイライラしてきて、抑えるのが大変でした。(≧ヘ≦)
「何にも言われないよ。上手ね、って言われるだけよ」
なだめたり、すかしたり。色塗りは少し手伝ってあげて、で、泣きながら、何とか完成。


次に、観察日記の文章。これがまた、なかなか描けない。2行とかなのに。
「めいちゃん、何がどうなっている絵描いたの?」
「・・・・」
「猫が踊っているの?」(もうママも訳分かりませんf(^_^;)
「・・・・」
「これ何よ?」
「・・・花」
「それがどうなっているの?」
で、やっと『はなが いっぱい さきました。』と書きました。何となく投げやりに。
「ちゃんと丁寧に書きなさいね」
「いつも、こうなの!」
「ダメよ。ゆっくりでいいから、きちんとした字を書かないよ」
「・・・・(;へ;)」
「はい、それで、めいちゃんは、それを見てどう思ったの?」
「・・・・べつに」
「べつに、ってことはないでしょ?悲しいの?嬉しいの?イヤだなー、とか、面白いなーとか?」
(ここまで来ると、何か誘導尋問に近い(-.-;)
で、ようやく『きれいだとおもいました。』と書いて終了。
ここまで、1時間以上。お陰で、ピアノのお稽古も、それ以外に予定していたドリルもできずじまいでした。(´Д`)