メソメソ編

今朝、出掛けに、急に「学童に行きたくない」と言い出しためいちゃん。
これまでも、何となく気乗りしない日はあったのですが、そうは言っても学童は好きで、結局は行き、そして夕方帰ってみれば「楽しかった」と言っていたのです。なのに、今日は「行きたくない」の一点張りで、とうとう泣き出す始末。
仕方がないので、ちゃんと話を聞くことにしました。でも、本人も行きたくない理由が分からないのか、理由を尋ねてもすぐに泣き出したり、「だって行きたくないんだもん」というばかり。辛抱強く質問をし続けると、ようやく「背中が痛い(昨日、Eちゃんの家でグランドピアノの下に潜っていてぶつけたらしい(^^;)」といい、それから「学童のYちゃんが他の子にいたずらをする時に、近くに居る自分も一緒に叱られる」と言いました。お友だちとのトラブルかな、とも思ったのですが、またさらに話を続けてみると、月曜の学童での集団遊びで、ベーロクというゲームをした時の話が出てきました。学童からの連絡帳によれば、全員が鬼に捕まって、めいちゃんが最後の一人になってしまったのだとか。で、走って安全地帯から出なくてはいけないのに動けず、時間切れで鬼の勝ちになってしまったのだそうです。恐らく、全員の注目を集め、「走れ!」「頑張れ!」と囃子立てられ、すごいプレッシャーだったのだと思います。そもそもゲームの最初から最後まで安全地帯から出られない、めいちゃんですから。
めいちゃんが、最初から、集団遊びがイヤだと思っていたのだとしたら、なぜ最初からそれをママに言わなかったのかは分かりません。実は、漠然と行きたくないと思っていて、話すまで、自分の頭の中でも理由が明確ではなかったのかも。
でも、いずれにせよ、めいちゃんの学童に行きたくない原因がはっきりしました(集団遊びさえなければ行っても構わないのだと言いました)。そこで、ママは、誰でも苦手な事があること(ママもあったし)、でも勇気を出して頑張らないといけないんだよ、ということを話して、なんとか学童まで送って行きました。
ママにも、こういう経験あるんですよね。ママも身体を動かすタイプのゲーム、あんまり得意じゃなかったし。ホント辛かった。今から思えば、本当に大した事ないんですが、その時は、それが本当に大事のように感じたものです。しかも、同じ苦手でも、練習して上手くならないものですから(ベーロクのようなゲームは、慣れる事で多少は上手くはなるのでしょうが、基本は運に左右されることが大きく、勇気を持って走ることと、当てられてアウトになっても気にしない強さをもつ、ことが重要ですから)克服が難しいです。勇気を出せ、とか、気にするなって、言葉で言うのは簡単ですけれど、実行するのは大人でも難しいですよね?
学童に着いて、今日はママも階段を上がってお部屋の入り口までめいちゃんを送って行きました。で、先生に事情を話すと、今日は、児童館の平和記念行事に参加するので集団遊びはないとのこと。なーんだ(^^;
説得に1時間以上。ママは予定より出勤が遅くなっちゃったし、結構疲れたけれど、でも、こういう気持ちはちゃんと受け止めてあげたいと思います。